循環器内科 菅 孝臣先生(H27卒)が 第33回 日本循環器学会 CPIS賞を受賞しました。

2025.04.07論文・業績

循環器内科 菅 孝臣先生(H27卒)が 第33回 日本循環器学会 CPIS賞を受賞しました。

先日横浜で開催された 第89回 日本循環器学会学術集会において
循環器内科 菅 孝臣先生(H27卒)が 第33回 日本循環器学会 CPIS賞を受賞しました。
CPIS賞は、1989年に京都にて開催された第3回心臓血管薬物療法国際会議を記念し、わが国の循環器学とくに循環器病薬物療法の発展を願って 毎年度の優秀論文を顕彰する賞です。
https://www.j-circ.or.jp/about/award/

受賞論文は下記です。

Cardiovasc Res  2025 Feb 18:cvaf022. doi: 10.1093/cvr/cvaf022. Online ahead of print.
TAOK1 suppression improves doxorubicin-induced cardiomyopathy by preventing cardiomyocyte death and dysfunction

Takaomi Suga 1, Tomoya Kitani 1, Masaya Kogure 1, Masatsugu Oishi 1, Fumiaki Ito 1, Atsushi Hoshino 1, Takehiro Ogata 2, Koji Ikeda 1 3, Satoaki Matoba 1

菅先生の研究は、ドキソルビシンによる薬剤性心筋症に対してthousand and one amino acid protein kinase 1 (TAOK1) という蛋白を抑制することが効果を示したもので、今後多くの患者さんに役立てる基盤研究となると考えられます。

これまでご指導いただいた皆様に感謝するとともに今後の菅先生の研究の発展を祈念します。

京都府立医科大学循環器内科
的場聖明

月間アーカイブ
PageTop