本学腎臓内科 奥野奈津子先生(H27卒)、草場哲郎先生(H11卒)らの研究が京都新聞に5月26日に紹介されました。

2024.05.28News

本学腎臓内科 奥野奈津子先生(H27卒)、草場哲郎先生(H11卒)らの研究が京都新聞に5月26日に紹介されました。

下記サイトで論文のオンライン閲覧も可能です。
https://www.kireports.org/article/S2468-0249(24)01482-7/fulltex

大学からの資料とプレスリリース資料は下記の通りです。

https://www.kpu-m.ac.jp/doc/news/2024/202403011.html

https://www.kpu-m.ac.jp/doc/news/2024/files/35408.pdf

資料にあるようにこの研究では、下記3点がわかりました。

  1. 健常者では、塩味、酸味、苦味ではその刺激濃度の上昇に伴い忌 避反応が上昇する。
  2. 慢性腎不全患者さんでは塩味を判別する機能が低下しているとともに、高濃度の塩味刺激に対する忌避反応が減弱している。
  3. 男性および入れ歯の使用が高濃度の塩味への忌避反応の減弱に関連している。

これらの成果を 是非今後の生活習慣病予防や治療にお役立ていただければ幸いです。

循環器・腎臓内科
的場聖明

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